久しぶりの学会研修会に参加して

こんばんは

 

久喜ななつぼし整骨院・整体院の宮尾です。

 

テレビを見てもコロナウィルスのニュースばかりですね。
できることは、免疫力を高めるよう睡眠・食事・運動習慣
と手洗い・うがいですね。
さて

 

日曜日に富山県で開催された「日本柔道整復接骨医学会」の研修会に日帰りで
参加してきました。

 

こちらの研修会も久しぶりの参加でどんな内容か楽しみでもありました。

 

どれもとても学びになりましたが、特に「富山大学大学院 西条教授」の講義がとても素晴らしかった
です。

 

「高齢者の健康維持における柔道整復師の役割」という内容でした。

 

日本は高齢者の急速な増加であり、高齢者で最も多い身体の訴えは「痛み」である。
厚生労働省国民生活基礎調査も発表で、痛みの中では1位「腰痛」、2位「手足の関節痛」で
痛みに悩む高齢者がますます増加すると推測されています。

 

75歳以上の後期高齢者における要介護の原因の1位はフレイル(老衰)であり、加齢による様々な生理的予備能の
衰えにより、外的なストレスに対する脆弱性が高まり、感染症、手術、事故を契機に元の生活機能を維持することが
できなくなり、要介護状態や死亡などの状態に陥りやすい状態である。

 

柔道整復術における後療法の効果検証及び治療メカニズム解明、効果検証ではランダム化比較試験に基づいた臨床治験
を行い、急性腰痛・頚部痛において筋硬結部に存在するトリガーポイントに対する徒手圧迫療法や温罨法が、軽擦法や一般的
マッサージ法と比較して有意に効果があることが明らかになった。

 

これら筋痛治療の効果をさらに急性筋痛の動物モデル(伸張性収縮による遅発性筋肉痛)を用いて各療法を検証した結果、特に
徒手療法と温罨法が急性筋痛の鎮痛に有効であることが判明した。治療メカニズム解明では、後療法の中枢性作用を解析するため
ヒトを被験者として主観的な痛みの変化、後療法中の脳活動ならびに自律神経系の抑制が重要である。また、これら後療法の筋に対する
直接作用を明らかにするため、動物実験において治療後の筋を採取して解析した結果、鎮痛や代謝改善に要項な筋中代謝産物が増加する
ことがわかった。

 

高齢者に口腔機能訓練や経頭蓋直流電気刺激(tDCS)を行い、口腔機能や上肢機能だけでなく、脳機能を促進させることでフレイルの予防
治療にも効果が期待できそうです。

 

今回の講義でのキーワードは、予防・痛み・鎮痛・脳・トリガーポイントでした。

 

米国では施術者が痛みを説明できることが重要とおっしゃられていましたが、日本でも同じように
メカニズムを説明していく必要性を今以上に感じた。

 

また、寝たきりをつくらない予防と慢性痛を増やさない取り組みが重要ですね。

 

今回は日帰り富山でしたが、限られた時間の中で朝からブラックラーメンを食べ、帰りに回転すしを食べ
長野で温泉に入ってと充実した1日でした。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

 

 

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