起立性調節障害(OD)

起立性調節障害でこんなお悩みはありませんか?

  • 朝は起きられないが、夜になると楽になる。
  • 学校に行きたいけど、行けなくて辛い。
  • ふらつきと頭痛があり体調不良が続いている。
  • 昼夜逆転の生活が続いている。
  • 友達に会いたいけど自分だけ取り残されているようで不安。
  • 病院で診断を受けて薬を服用しているがなかなか改善しない。

起立性調節障害とは?

起立性調節障害(OD)とされる方は今や子供だけでも100万人以上はいると言われています。

orthostatic「起立性」dysregulation「調節不全」の状態を起立性調節障害(OD)と言われています。

 

小学生~中・高校生に多く、成人の方も発症し、成人の場合は「起立性不耐症」と診断されます。自律神経や中枢神経などに異常が起こり、立位時の血液循環に様々な問題を引き起こします。

 

症状は人により違いはありますが、下記のような症状が1つ又は2つ以上出現することがほとんどです。めまい ・立ちくらみ ・午前中の体調不良 ・頭痛 ・睡眠障害(入眠・中途覚醒) ・動悸 ・疲労感・倦怠感 ・イライラや思考力・記憶力低下 ・失神 ・胃腸の不調・発汗異常

 

このサイトでは、起立性調節障害(OD)と診断され、今後どのように施術して回復していくのかを正しい情報やメカニズム、対処法なども解説していきます。

起立性調節障害の原因

起立性調節障害の原因は、生活環境・ストレス・思春期の急激な身体発育により、自律神経やホルモンバランスの不安定な状態になることがあります。

 

自律神経系は交感神経(活動)と副交感神経(リラックス)があり、この2つの神経が活動している時は、交感神経が優位になり、食後など眠くあると副交感神経が優位になるようスイッチが切り替わるようになっています。
まるでシーソーのようにバランスを取ることで、寝ていても各臓器が動くようホルモンなどの調整を行い生命が維持されています。

 

例えば呼吸・血圧・心拍・体温・発汗・排尿・排便などは、自律神経によって調節されていて、起床時に血圧が上がり、就寝中は血圧が低くなるようになっています。
起立性調節障害は、自律神経バランスが崩れることにより血液循環や血圧に関わる働きが乱れ、立ちくらみや倦怠感、体調不良などの症状があらわれます。
症状が現れると悪化して長期化することも少なくなく、深刻な状態になり長期化するほど回復には時間がかかります。自律神経バランスが安定するのは容易ではありません。

 

施術するタイミングで回復のスピードは変わりますので、できる限り早めに開始することが望ましいでしょう。

 

自律神経バランスが崩れると生活リズムも乱れますから朝起きられなくて深夜まで起きている悪循環が続き、朝食も取らなくなり便秘や下痢になることもあります。
生活リズムが崩れると簡単には元の生活習慣に戻れなくなり、朝起きられなくて学校に登校できない又は遅刻するようになります。
この時期は、カラダの成長とココロがアンバランスになることが良くあり、ホルモンの関係からバランスを崩しやすくなっています。
自律神経バランスを崩す原因は、生活習慣や食事、睡眠、脳機能などが関与すると考えられています。

起立性調節障害の対応策

病院で診断されたけど薬以外では具体的な対応策がないとお聞きします。
まずはできそうなところから取り組むと良いでしょう。

①食事
1日3回食べてますか?食事バランスはとても重要になります。甘い炭酸飲料やアイス、スナック菓子、パンなどを取りすぎていると、低血糖と高血糖を繰り返し体調不良の要因になりますし、コレストロールにも影響をきたすことが考えられます。

 

②睡眠
睡眠時間が短かったり長かったりするのも自律神経バランスが崩しやすくなります。できるだけ日付が変わる前には寝るように心がけ、朝は一定の時間起きるようにするとリズムが整います。睡眠時間が短い又は長いのも自律神経バランスに影響するため、7時間〜8時間を目安に睡眠時間を確保するようにしましょう。

 

③運動
調子が悪いと家にいる時間が長くなりますが、言うまでもなく運動習慣も必要になります。最初は5分ぐらいでもいいので歩くことからスタートしましょう。

 

④不良姿勢
姿勢が悪い状態でゲームに夢中になったり、ソファでテレビを見ていたりすると呼吸も浅くなり自律神経系に影響を及ぼす可能性があります。

 

⑤リズム
食事回数を減らしたり睡眠リズムを変えると元に戻すのに時間がかかります。できるだけ以前と同じ生活に近づけることが重要です。

 

⑥過剰な光刺激で脳を興奮させない
寝る前にゲームやスマホをいじっていると光が脳を刺激して交感神経を刺激しますので、脳は興奮状態になりますから寝つきが悪いまたは中途覚醒が起こります。時間を決めてゲームしたりスマホやゲームにブルーライトカットフィルムを貼ることも良いでしょう。

 

⑦深呼吸
寝る前や時間がある時に深呼吸してできるだけ息を長く吐くように心がけると自律神経バランスが整います。

起立性調整障害の改善への近道

起立性調節障害は、脳・神経系の機能と自律神経バランスが崩れることが原因になります。
一度バランスを崩すと体調に波があり、症状に対する不安感や、学校に行けないストレスなどが重なります。症状を改善する近道は、専門的な知識を持った方と二人三脚で地図を持って目的地まで歩いていく必要があります。

 

改善には、急に全てを変えるのではなく、施術計画を立てることが回復の近道になります。
親御さんも心配だとは重々承知しておりますが、学校に行けないことにフォーカスするよりも、お子さんとコミュニケーションを取りながらできることを見つけていくことが大事です。

 

起立性調節障害(OD)の原因を正しく理解し、専門的にケアしていくことで今の悩みもいつしかこんなこともあったねと話せるようになるでしょう。

 

大切な宝であるお子さんの回復を心よりお祈りしております。

施術の流れ 〜初回〜

1 問診表に記入

現在の症状や状態、過去の既往歴などを詳しくご記入いただきます。病院でお受けになられた血液データやお薬手帳をお持ちくださると参考になります。

2 カイロプラクティックビデオの視聴

アクティベータ・メソッドのビデオをご覧いただき、カイロプラクティックの理解を深めていただきながら安全性も確認いただけます。

その他の施術も資料等をお見せしながらご説明させていただきます。

3 問診

ご記入いただいた問診表を参考に、現在の状況・過去の既往歴・生活習慣などをお聞きして根本原因をご一緒に探していきます。当院ではプライバシーが守られるよう個室のカウンセリングルームを完備し、問診・検査・施術がスムーズにできるよう考えられています。

4 検査(YB検査法)

あなたの現在の状態を確認するために、姿勢検査・脳機能検査・整形外科検査・関節可動域や筋力検査を行ってます。病院で受けられた血液データをお持ちいただければ、栄養状態や自律神経の状態を分析し、そこから関連する症状の推測や回復への取り組み等もお伝えします。

5 評価・説明

現在のお体の状態、原因・施術・今後の目標や根本改善までの流れもわかりやすくご説明させていただきます。検査から当院がお役にたてるのかどうかをお伝えします。

当院では、慢性疼痛の患者さまには「慢性痛のメカニズム」「脳と痛みの関係」「対処方法」をご説明させていただいてます。

6 刺激適応の確認

刺激に耐えられるかどうかをチェックし、改善に必要な最低限の刺激を入力し調整していきます。

7 お会計・次回のご予約

お会計は、現金・クレッジトカード(VISA・MASTER)Pay Payがご利用いただけます。2回目にご来院時に、詳細な検査結果と施術計画書をお渡しいたしますので1週間以内にご予約をお取りください。

施術の流れ 〜2回目〜

1 詳細な検査結果の説明

初回来院時の検査結果を分析した詳細なレポートを作成しご説明いたします。また、病院でお受けになった血液検査データから、免疫状態等を推測し根本改善に必要な栄養バランス等を確認し、あなたの現在地を明確にします。

2 施術計画のご提案

当院の膨大な検査データと照らし合わせて、あなたが最短で目標達成するのに必要な頻度・期間・料金などを明示した施術計画書をお渡しします。時間的・経済的な事情も考慮しながらご相談いたします。

3 施術

施術計画をご理解いただきましたら、本格的な施術に入ります。前回、刺激してどんな変化があったのかを確認しながらより細かく調整していきます。少ない刺激で最大の効果が出るよう施術しております。施術計画が改善に必要な地図になりますので、地図を見ながら現在地と目的地を確認し、進んでいきましょう。

4 お会計・次回以降のご予約

施術計画書を参考に施術を受けていただくことが、最短での改善につながります。まとめてご予約も可能ですので、スケジュールを確認の上ご予約をお取りください。

5 定期検査

初回検査後の結果からどのようにお体が変化したか定期的に検査していきます。定期検査は、施術計画通りに進んでいるか現在地の確認になります。

久喜ななつぼし整骨院・整体院